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2019年 9月14日(土)~9月15日(日)   
「2019年度 9月定例会 電気・水道 絶対使ってはいけない 避難所生活24時」
場所:有田市立港小学校体育館

当日の写真はコチラからダウンロードできます。(PCのみダウンロードできます)

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では次年度の当上記日程にて9月定例会を行いました。


定例会の様子




理事長挨拶


 

趣旨説明をする坂本委員長(左)
司会の玉木副委員長(右)


2019年度、当会議所における最大級とも呼べる対外事業を開催しました。
近年、日本各地では自然災害が多発しております。東日本大震災に始まり、各地で様々な大規模災害が起きています。そして、私達の住んでいる和歌山においても昨年の台風12号・21号による水害、大規模停電が記憶に新しいと思います。

今や大人だけでなく、子供たちまでもが大規模災害が身近な恐怖となっています。

そんな中、子供たちが普段経験している訓練の内容のマンネリ化や形骸化が指摘されているのも現状です。また避難してからの生活やライフラインが途絶えた時の生活をどのようにするのか知っている子供たちは少ないのではないでしょうか。

そういった想いに端を発し、24時間電気、水道を使わない避難所生活を体験してもらう本事業を開催いたしました。
いざ避難したあとの環境、長時間停電、避難所における共同生活といった普段の訓練では体験できない体験をしていただきました。

この事業を通じ、子供たちが適切な判断や行動が起こせる力を身に着け、有事の際は自ら率先してリーダーシップを発揮してもらえる勇気と知識と行動力を学んでいただけた場になった素晴らしい24時間でした。



 

和歌山大学災害科学教育研究センター、今西武教授による講演


 

自衛隊によるサバイバル教室


 

土嚢積み体験


 

ロープワーク体験


 

人命救護装置体験


 

 

給水車体験


 

 

 

炊事トレーラーによるトン汁、おにぎり試食体験


 

特殊車輌閲覧会


 

段ボールベッド作り体験


 

パーテーション作り体験


 

新聞紙によるトイレ作り体験


 

防災ゲーム(クロスロード)


 

防災ゲーム(防災ビンゴ)


 

 

 

非常食体験




電気が使えないため、ペットボトルの底に懐中電灯を当て、ランプ代わりに




防災映画映画鑑賞 


この後、全員就寝。




翌朝、ラジオ体操


 

 

非常食体験(缶パン)


 

朝の意見交換会


 

萬賀副理事長による謝辞。今西教授へ記念品贈呈




記念撮影



下記は本事業を開催した坂本委員長の感想です。

丸一日という長い時間の体験でしたが、本事業にご参加頂いた子供たち、本当にお疲れさまでした。また半日ではありましたが、ご参加頂いた保護者の皆様におかれましても、本当にありがとうございました。
暑い中、一日がかりの体験をして頂いたにもかかわらず、子たちの最後の最後まで元気な姿や、特にダンボールベッド作りでの子供たちのいきいきと取り組む姿が印象的でした。
普段体験している防災訓練ではなく、その先の体験をしてい頂くことで子供たちにとって災害時での新たな知識が身についてくれたことだと思います。
参加頂いた子供たちにはこの体験を周りに発信し伝えて頂くこと、また有事の際には正しい判断で自ら率先して行動に移してくれることを願います。
最後になりましたが、本事業にご協力頂いた方々、また各団体の皆様方におかれましては本当にありがとうございました。

事業特別委員会 坂本智昭